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金属エッチング液について （お客様からの情報です。ご了解をいただいて、ご紹介いたします。）

（富山県のＮさんより） 私は七宝や銅版画で銅の腐食はよく行いますが、説明の腐食液の取り扱いの部分を読むと、腐食液は一回使ったら使えなくなるような印象を受けます。塩化第二鉄でも硝酸系でもかなりの回数使えますし、使用するうちに腐食能力が弱くなった液で長時間腐食すると、新しい腐食液よりも細かい部分が荒れず、きれいに腐食することができます。 使用した腐食液は、新しいものと混ぜずにガラス瓶に密閉しておけば何年でも持ちます。ラベルに使用回数、腐食時間を記入しておくと、腐食時間を決める参考になります。かなり弱った液でも一晩おけばちゃんと腐食できます。 塩化第二鉄は腐食部分に銅の酸化物がたまって腐食を妨げ、ムラができますので、容器の底にプラスチックや木で枕を置き、その上に裏返しにして腐食するといいです。また酸化物は腐食してから時間が立つと取れにくくなりますので、すぐに取れない場合は水に浸けておきます。 腐食は腐食液に振動を与えると、版に当たる液が入れ替わってスピードアップします。時々容器をそっと揺すってやる程度でも大分違います。 （くれぐれもこぼさないように） 薬品会社などの製品安全シートに詳しい情報が載っていますので、ご参照ください。 http://www.jaish.gr.jp/anzen/mms/datasheet/mms-35101.html http://www.matsubayashi-net.co.jp/img/msds%20enkatetu.pdf

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