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凹凸面・3次曲面への転写方法

ゴルフボールのような凹凸面や、卵のような3次曲面への転写方法をご紹介します。
ただし、転写した画像の取れにくさ(密着強度)は必ずしも実用的な強さがあるとは限りませんから、この方法を利用するときは、用途に応じた 使用テストを行ってください。


おすすめ度
best better good ok u〜n

インクジェットプリンタを使う方法
ピクアシート<IJクリア>にインクジェットで正像でプリントします
(下地を白で隠蔽したい場合は、ピクアシート<IJホワイト>にプリントします。)
ボール紙に、画像よりも上下左右2cm程度大きめの窓を開けたものを用意します
丸い画像の場合は、直径を2cm程度大きく切り抜きます。
ライナーシート<IJ透明>を画像面に重ねてピクアプロセッサに通します
ピクアシートの裏面に水を塗って台紙をはがします
はがした後、再度水を刷毛塗りして拭き取り、良く乾かします。
ライナーシートを、2で用意したボール紙に、画像が窓に入るように貼り付けます
フレームの部分をヘラで圧着し、ライナーシートの台紙をはがします
凹凸の素材に画像を当て、指で押し付けて接着します
必要な部分が密着したら、周囲の膜をカッターで切って仕上げます
補足 下地を隠蔽したい場合は、2のピクアシートは<IJホワイト>を使います
この膜は2倍ぐらいまで伸びます。当然伸びた部分の画像は歪みます
素材の形態も材質もさまざまだと思いますので、いろいろ工夫してください
カラーコピーのトナーは常温では伸びませんから、この方法は利用できません
 

カラーコピーを使う方法
コピレタシート<AまたはG>に正像でカラーコピーします  
リタックシート<B>をコピー面に重ね、紙に挟んでピクアプロセッサに通します  
コピレタシートの裏面にはがし液を塗って、シートをはがします  
リタックシートの画像面を素材に当てて、ハンドプリンタで熱圧着します  
補足
トナーだけが転写する方法です。トナーが接着する素材に限られます
リタックシート、カラーコピーとも熱をかけると多少伸びます。
Aの方法より伸び率が小さいため、あまり大きな凸凹面や曲面は無理です